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壮大なる山の夜明け

前日雲ひとつない満天の星空を眺めながら、静かに夜が明けるのを待っていたのとは対照的に、
この日の山は厚い雲が次々に流れていく実にダイナミックな光景を展開していました。
しかし、雲に露出を合わせると、空が白トビし、空に合わせると、今度は雲が暗くなりすぎる、
といった具合にコントラストの差が激しいがゆえに、露出の設定は困難を極め、
刻々と迫る日の出の時間に追われながら、最後の最後まで悪戦苦闘を余儀なくされました。
前日2年越しのリベンジを果たしたばかりだというのに、また挫折を味わうことになるとは、、、
風景写真の難しさと自分自身の未熟さを、この日、改めて痛感させられたのでした。

壮大なる山の夜明け(1)
D600、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED、F18、SS5、±0EV、35mm、ISO100

壮大なる山の夜明け(2)
D600、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED、F29、SS8、±0EV、31mm、ISO100

壮大なる山の夜明け(3)
D600、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED、F29、SS3、±0EV、31mm、ISO100

撮影場所:合歡山
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コメント

No title

こんばんは♪
ダイナミックな雲海ですね~!
素晴らしいです。
コントラストが強くて撮りにくい状態だったことでしょうね。
ハーフNDはお使いにならないですか?
わたしはこのような時、一枚目なら空の明るい部分に、
三枚目なら雲海の下の緑の部分に、
ハーフNDを当ててコントラストを弱めます。
でも、なかなかうまく使いこなせないですけれど…。

ひかるさん

こんばんは。

添え書きには記しませんでしたが、実は、今回の写真もベランダから撮影したものです。
旅館の室内設備はいたって簡素なのですが、部屋からの眺めはこの通り一級品です。

ところで、ひかるさんに以前一度お話したことがあると思うのですが、
私は黒い厚紙をハーフNDの代わりに使っています
一枚目であれば、空の部分にその厚紙をかざし、光の量を調整するのですが、
ハーフNDと違う点は、シャッターが開いている間、厚紙を小刻みに動かし続け、
シャッターが切れる前に素早く厚紙を取り除かなければならないことです。

こちらではこの方法で撮影している人が多く、ずばり決まった時の効果は、
ハーフND以上である反目、熟練を要する作業でもあるので、
慣れないうちは、失敗作を量産することになります。

度々コメントをくださり、感謝感激です。
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