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クライマックス

連日夜明け前に起きるのは、本来なら辛いはずなのですが、この日は自然に目が覚めてしまいました。
ベランダから外を見ると、ちょうどブルーモメントの時間帯。急げば日の出の時間に間に合いそうです。
寝ぼけ眼を擦りながら、とるものもとりあえず、カメラを担いでホテルの外へ飛び出したのですが、
前日に引き続き、太陽の前には厚い雲が立ちはだかり、またしてもご来光を拝むことはできませんでした。
この日、昼前には山を下りることになっていたので、ぜひともクライマックスを飾りたかったのですが、、、
それにしても、楽しい時間というのは、どうしてこうも早く過ぎ去ってしまうものなのでしょうかね。

クライマックス(1)
D750、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED

撮影場所:合歡山
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サプライズ

合歡山は国立公園内に位置するので、山には政府機関が管理運営するホテルと山荘しかありません。
従って、連日ネットでの予約受け付け開始時間になるや、部屋は一瞬にして満室になる盛況ぶりです。
運が悪いことに、今回はホテルの改修工事とぶつかり、36部屋中13部屋しか予約できない最悪の状況。
それでも何とか頑張って一泊分は予約したものの、残り一泊は山荘を予約せざるを得ませんでした。
しかし、山荘は各部屋布団を敷いて寝るだけのスペースしかなく、トイレと風呂場は共有となっています。
平日休暇を取ってわざわざ出かけるというのに、雑魚寝するはめになるとは、夢にも思わなかったので、
出発までの1か月間は暇さえあれば、予約サイトをのぞき、ホテルにキャンセルが出ていないかチェックしました。
しかし、競争を勝ち抜いてようやくゲットした部屋を手放すようなお人よしはとうとう現れませんでした。

「今日山荘を予約している者ですが、、、」
「承っております。実は、ホテルの4人部屋がさきほどキャンセルになったのですが、
よろしかったら、お部屋をそちらに変更いたしましょうか」

天にも昇る心地とはまさにこのことを指すのでしょう。期待していなかっただけに喜びもひとしお。
結局、2泊連続2人で快適な4人部屋に泊まることができ、滞在中は終始ルンルン気分で過ごしたのでした。
ちなみに、今回の写真はそのホテルのベランダから撮影したものです。

サプライズ(1)

サプライズ(2)
PowerShot G7 X

撮影場所:合歡山

山荘の住人

登山者がよく利用する山荘へ行くと、必ずタカサゴマシコが出迎えてくれます。
タカサゴマシコは高山地帯でよく見かけるポピュラーな野鳥なのですが、
オスが派手な色をしているのにひきかえ、メスは地味で目立たたないため、
よく注意しないと足元にいるのに気づかず、やり過ごしてしまうほどです。
今回はその色鮮やかなワインレッドが印象的なオスの写真を集めてみました。

山荘の住人(1)

山荘の住人(2)

山荘の住人(3)

山荘の住人(4)
D7200、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

撮影場所:合歡山

最もフレンドリーな野鳥

キンバネホイビイは山荘、ひいては山頂に姿を現しては、愛嬌を振りまきます。
おそらく登山客が持参している食べ物が目当てなのだと思うのですが、
その様子はまさに無垢な子供そのもので、思わず目尻が下がってしまいます。
人見知りせず、知らない大人とも自然に話せる子供が可愛がられるように、
キンバネホイビイは山で最もフレンドリーな野鳥として愛されています。

最もフレンドリーな野鳥(1)

最もフレンドリーな野鳥(2)

最もフレンドリーな野鳥(3)

最もフレンドリーな野鳥(4)
D7200、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

撮影場所:合歡山

二人きりの山行

今回、山頂でのご来光こそ拝めませんでしたが、山行自体は実に楽しいものでした。
そのため、夜明け前に起きて寝不足であるにもかかわらず、足取りだけは不思議と軽く、
もたもたしていると、先を歩く家内の姿があっという間に視界から消えてしまうほどでした。

二人きりの山行(1)

二人きりの山行(2)

二人きりの山行(3)
D750、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED

撮影場所:合歡山

贅沢なひと時

ご来光を拝むべく、暗闇の中ヘッドライトの明かりを頼りに山頂を目指したのですが、
東の空は厚い雲に覆われていて、肝心のご来光を拝むことはできませんでした。
しかし、休日ともなると、登山客で賑わう山頂は、平日とあって、ひっそり静まり返り、
360度の景観を独り占めにするというこれ以上ない贅沢なひと時を過ごすことができました。

贅沢なひと時(1)

贅沢なひと時(2)

贅沢なひと時(3)

贅沢なひと時(4)

贅沢なひと時(5)
D750、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED

撮影場所:合歡山

花より雲

5月から6月にかけて高山のツツジがまるで競い合うかのように咲き乱れます。
今年はそのツツジの撮影を主な目的の一つに山を訪れたのですが、
花より雲とばかり、上空を気持ちよさそうに漂う雲に自然と目が行ってしまい、
当初の目的を十分に果たせないまま山を離れたのでした。

花より雲(1)

花より雲(2)

花より雲(3)

花より雲(4)
D750、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

撮影場所:合歡山

天空の宿

昼から降り始めた雨と霧によって遮られていた視界が、夕方になってようやく開けると、
眼下の谷間を這うように流れる雄大な雲海の広がる絶景が目に飛び込んできました。
民宿のベランダからこれほどの風景が眺められるとは、当初夢にも思わなかったので、
いつも以上にテンションが上がり、時が過ぎるのも忘れ、夢中でシャッターを切りました。
ちなみに、最後の1枚は今回の撮影現場である民宿のベランダです。

天空の民宿(1)

天空の民宿(2)

天空の民宿(3)

天空の民宿(4)

天空の民宿(5)

天空の民宿(7)
D750、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

撮影場所:清境農場

夢谷瀑布

撮影現場に到着し、数枚撮るか撮らないかのうちに、雷が鳴り始めました。
こんな時は、川の水位があっという間に上昇し、事故につながる恐れがあります。
仕方がないので、早々にカメラを片付け、後ろ髪を引かれる思いで撤収しました。

夢谷瀑布
D750、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR、F8、SS2.5、±0EV、34mm、ISO100

撮影場所:夢谷瀑布

梅雨入り宣言

梅雨入りを告げるかのようにアガパンサスとノーゼンカズラが咲いていました。
雨上がりの朝、梅雨の合間を縫って撮影した写真なので、日差しを感じますが、
今後しばらくこのような明るい写真を撮れないのかと思うと、今から憂鬱です。
ところで、しばらくブログをお休みします。次回更新は1週間後の予定です。

梅雨入り宣言(1)

梅雨入り宣言(2)

梅雨入り宣言(3)

梅雨入り宣言(4)

梅雨入り宣言(5)

梅雨入り宣言(6)
D7200、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

撮影場所:陽明山&植物園

蝶の季節

千メートルほどの山頂へと続く道路沿いは、この時期様々な蝶が飛び交い、訪れる人の目を楽しませています。
中でも、イシガキチョウ(3枚目)は個体数が多い上、近づいても逃げないため、格好の被写体になっていました。
ちなみに、1枚目はツマムラサキマダラ、2枚目はリュウキュウアサギマダラというタテハチョウ科の蝶です。

蝶の季節(1)

蝶の季節(2)
D7200、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

蝶の季節(3)
D750、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

撮影場所:大屯山
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